
FX取引における、数あるリスクを考える
FXというと「誰でも簡単に一攫千金を実現する事が出来る」というようなイメージが先行しがちですが、FXに限らず、この世の中に上手い話なんてありません。誰でもFX取引をすることが出来るのは確かに事実ですが、誰でも簡単に利益をあげることが出来るというのは嘘です。ユーザーが被る可能性のあるリスクを最大限に抑える努力の果てに、大なり小なりの利益がもたらされます。ここではそれらのリスクについて、解説していきたいと思います。
まず。システムリスク/為替によって損をするのではなく、ユーザーのコンピュータやネットワークを含めた通信機器システムによる損害を指すシステムリスク。例えば取引の最中で、スペック不足を理由にパソコンが止まってしまい、任意の取引を行うことが出来なかった。これはシステムリスク回避策をとってなかったユーザーの責任ですね。こういったリスクは絶対に避けたいところです。
次に、為替変動リスク/為替レートが予想していた動きをとらず、そのことで大きな損害をもたらしてしまうリスクです。こういったリスクを減らすために、予想の精度を向上させるために、確かな知識と確かな情報を確立していく必要がFXユーザーには求められています。それを「面倒だ」と思ううちは利益は上げられないでしょうね。そして金利変動リスク/これはスワップポイントを狙ってFX取引を行っている人にしばしば降り懸かるリスクなのですが、簡単に言うと、受け取ることの出来るスワップポイントは日々刻々と変化しています。利益を受け取るはずが、支払うハメになってしまったなんてこともあり得るので注意が必要です。そして流動性リスク/取り引きしているユーザーの少ない、マイナー通貨の取引にて降り懸かる可能性の高いリスクです。
FXにおいて、「買いたいときにいつでも買うことが出来る」「売りたいときにいつでも売ることが出来る」という表現は間違いではないのですが、厳密にはそうではないことがほとんどです。例えば買い注文を出してから実際に買うまでの時間、ラグの間に大幅に値動きがあった。そのせいで損失を出してしまった。こういったリスクを流動性リスクと呼びます。いくつかあるリスクを出来るだけ回避することで、損失を最大限に減らす、つまり利益を被ることが出来るようになるわけです。